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2013年1月29日火曜日

Straight, no chaser


"Straight, No Chaser"
Composition: Thelonious Monk
Recorded: 23 July 1951
Genre: Jazz
Composer: Thelonious Monk


てっきり「誰も追ってこないこの道を、ずっと、ただ真っ直ぐに」的な意味なのかなぁと思っていました。

本当の意味はウィスキーの飲み方。
ストレート(つまり何でも割らず)ノーチェーサー(一緒に添えて飲むものもなく)という意味なんだそうな。
へー……。
自分はあまりお酒には詳しくないんですけれども。
ただ、「粋な飲み方」とか「強がり」とかいうニュアンスは、日本人が勝手にイメージしたものじゃないかなぁと思ったり。
西部劇時代(このことば正しいのかしら)のアメリカでは、もちろんあたり一面砂漠だから水なんて簡単に手に入らない。
だから当然アルコールの飲み方だって「ストレート・ノーチェーサー」にならざるを得なかったんじゃないだろうか。
よそのサイトで「食文化の違いがある。彼らの胃はステーキ油でコーティングされているからストレートでウイスキー煽ってもへっちゃらなのだ」的なことが書いてあったから、ますます「強がり」「粋」は日本人の独自解釈なんじゃないかなぁと思わずにはいられない。

この曲に出会ったのは大学ジャズ研の新入生セッションがきっかけで、課題曲の中に含まれていたのが妙に気にかかっていた。
もちろんこんなに素早く運指ができるはずも、息が持つはずもなく、もっと吹きやすい別の曲に変わったのだけれども。(でも結局そちらも難しくて…orz いい思い出だけれども今でもあのテーマうまく吹けないorz)


あんまり気になったものだから、これと同タイトルでSSを書いたりも。
それがCooLNightSongsの第一話で、すべての元ネタになったりもしていたからこの曲はやっぱり偉大だなぁとか。

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