"Song for My Father"
Composition: Horace Silver
Released: 1965
Recorded: October 31, 1963; January 28 and October 26, 1964
Recorded: 23 July 1951
Genre: Jazz
Producer: Alfred Lion
ホレス・シルバーという有名なジャズピアニストさんが作曲した名曲。
タイトルから分かるとおり、「父さんへ捧げる歌」なんだとか。
この曲との出会いは、自分で買ったベストCD。
ジャズのCDとしては2枚目だから、思い出深いもの。
初めはこの曲の意味をちゃんと理解していなくて、てっきり弟子から父的存在である師へ手向けた一曲なのかと勘違いしていました。
血でなくて信念でつながる父へ捧げる一曲なのかなぁとか。
とんだ曲解でしたが・・・
CooLNightSongsではいつかモチーフに使用しようと思いながら、未だにトライ出来ていない一曲です。
劉禅の親父さんとカナンの物語をうっすら考えながら、まだまだそれは箱の中に。
私の予告はだいたい外れますのであまりあてにならないかなぁと思いながら。
シルバーの父はポルトガル民謡を愛していて、シルバーも少なからずその影響を受けていました。
子守唄で体にラテン独特のリズムが刻まれていっただったのかもしれません。
ジャズ初心者なので曲を聴いて一発で「あ、これはボサノヴァの影響を受けてるな」とかプロっぽいこと(?)は全く言えないのですが、どことなく陽気なムードが素敵。
時代は、ジャズからロックへ、大衆音楽の中心が移行していた頃。
そして、シルバーの父の故郷が独立した頃。
鎮魂歌でありながら、決して湿っぽくはない、むしろ華があって、そして深みのあるこの曲を愛してやみません。
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